伊達 政宗は、出羽国と陸奥国の戦国大名・伊達氏の第17代当主。仙台藩初代藩主。 伊達氏第16代当主・伊達輝宗と正室最上義守の娘・義姫の間に生まれた嫡男。幼少時に患った疱瘡により右目を失明し、隻眼となったことから後世独眼竜と呼ばれた。 永禄10年8月3日、出羽国伊達 政宗は、出羽国と陸奥国の戦国大名・伊達氏の第17代当主。仙台藩初代藩主。 伊達氏第16代当主・伊達輝宗と正室最上義守の娘・義姫の間に生まれた嫡男。幼少時に患った疱瘡により右目を失明し、隻眼となったことから後世独眼竜と呼ばれた。 永禄10年8月3日、出羽国米沢城で生まれた。幼名は梵天丸。天正5年11月15日、元服して伊達藤次郎政宗と名乗る。諱の「政宗」は父・輝宗が伊達家中興の祖といわれる室町時代の第9代当主・大膳大夫政宗にあやかって名づけたもので、この大膳大夫政宗と区別するため藤次郎政宗と呼ぶことも多い。史料上にも正宗と書かれたもの幾つかがあるがこれは誤記である。伊達家はそれまで足利将軍からの一字拝領を慣習としてきたが、政宗の元服に際しては、当時織田信長によって京より追放されていた足利義昭からの一字拝領を求めなかった。天正7年には仙道の戦国大名であった三春城主田村清顕の娘愛姫を正室に迎える。天正9年4月、隣接する戦国大名・相馬氏との合戦で初陣を飾る。...▽ |