![]() | エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン) 哲学者 | |||||
ぼくは、未来は考えないで、目の前のことだけを見ている方が好きだ。ぼくは占い師に自分の手相を見せに行かないばかりでなく、事物の本性の中に未来を読もうとしない。重要な出来事は全て予測を超えていて、予見できないものだと知った。 | ||||||
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![]() | ミヒャエル・エンデ 作家 | |||||
認識の過程には、そして自然科学的な認識の過程にもですが、認識する主体がつねに必要不可欠であり、そして認識というのはもちろん、認識する主体がその性質にもとづいて事物の中に読み取る認識でしか、ありえないわけです。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ニーチェ 哲学者 | |||||
一切の事物が永遠に回帰し、わたしたち自身もそれにつれてえ回帰するということ。わたしたちはすでに無限の回数にわたって存在していたのであり、一切の事物もわたしたちとともに存在していたということです。 | ||||||
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![]() | ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 作家 | |||||
知性とは、大きな肉切り包丁のようなものだ。事物の秘密をさぐりあて、切りこんでいく。 | ||||||
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![]() | ミヒャエル・エンデ 作家 | |||||
シンボルはあります。ただし言葉の文字通りの意味において。つまりふたつの事物が重なりあうこと。ふたつの事物を重ねあわすこと。ふたつの事物が重なりあい、背後に霊的なリアリティーをもって外にあらわれること。その意味でなら、あるわけです。 | ||||||
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![]() | エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン) 哲学者 | |||||
周りの事物や人びとの中にいつも言い訳を探している人間の姿をしたロボットなど、どうしようもないではないか。そこにはどんなよろこびもない。なぜなら、周りの事物や人びとが不幸な人間を考慮しないことはあまりに明白だから。 | ||||||
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![]() | ウォルター・リップマン 作家 | |||||
あまりにも事物の数が多いので、われわれはそれをすべて頭の中に鮮明にしまっておくことができない。そこでわれわれは、そうした事物に名前をつけ、全体の印象をその名前によって表象させるのがふつうである。 | ||||||
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![]() | ジョヴァンニ・ボッカッチョ | |||||
人間の智恵は過去の事物を記憶するとか現在の事物を認識するとかいうことにだけ存するのではございません。こうした過去現在の知識でもって未来の事物を予見すること、そこにこそ人間叡智の極みがあると世の識者は衆目一致しております。 | ||||||
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![]() | ダンテ・アリギエーリ 詩人 | |||||
おまえらの事物はおまえらと同様 みな死ぬのだ。ただおまえらの命が短いから 長く続くものが死ぬのがおまえらにはわからないまでの話だ。 | ||||||
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![]() | 福沢諭吉 教育者 | |||||
田舎の人には正直者が多いという。しかし、田舎では悪事がすぐに伝播してしまうので、悪事を働こうにも働けないだけだ。だから都会でも、郵便・電信・新聞等を通じてあらゆる事物を報道すれば、悪事に対する抑止力となるに違いない。 | ||||||
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