不正 正義 名言 2ページ

暴力は正義すらも不正に行う。

不正や不正義に対して沈黙することは、その悪行に加担することと同じである。

人道主義は正義を目的とする。正義は真の意味での平等、自由を欲し、不正義に対する人類の意志の審判である。

どこかの不正義は、どこでも正義への脅威となる。

これこそ絶対の正義だ ――と確信できたことがあったら、 即座にそれを捨てよ。 正義とは「より正しい」ということであり、 言ってしまえば、

「そのほうがまだマシだ」ということである。 絶対の正義など、ありえない。 だから、絶対の正義とは絶対の嘘であり、

したがって絶対の不正なのである。

他人に対する不正を防ぎうるのは、正義の原則よりもむしろ思いやりである。

人間は永遠の不正に対して闘うために正義を肯定すべきであり、世界の不幸に対して抗議するために幸福を創造すべきである。

…悪なる傾向性、つまり貪欲、詐欺、不正義、私利私欲などというようなものは、金銭への執着に限りがないことから表れてくるのである。

「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、「正義」は協調と友愛をつくり出す。

不正よりもなお困ったものがひとつだけある。それは、手に剣を持たぬ正義だ。